早起きとセロトニンの効用
今日は、感性分析の第一人者 黒川伊保子さんのご著書から、”早起きとセロトニン”の効用についてご紹介しますね.。.:*・°
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朝5時台に起きること。
これは、インドの古代生理学アーユルヴェーダが推奨している、目覚めにふさわしいとされる時刻である。
5時台の目覚めは一日を爽快にしてくれる、という。
朝は、セロトニンという脳内物質が分泌する時間帯なのである。
セロトニンは「しみじみと満ち足りた気持ち」に関与している脳内物質で、最近、欝病を抑制している物質として、脚光をあびている。
つまり、セロトニンがよく分泌されている脳は、満足感や充実感を感じやすいのである。
毎日、ちゃんとセロトニンが分泌されている脳は、ささやかなことでしみじみできる。
そして、しみじみと満ち足りた気持ちになりやすい脳は、やる気を失わない脳でもある。つまりセロトニンは消えない「幸福なやる気」を生み出す泉なのだ。
セロトニンは、朝日を浴びて反復運動をすると、分泌量が格段に増えるそうである。
朝日を浴びて顔を洗ったり、家事をしたりという定型の動きに入る。それだけでセロトニンは分泌し始める。更年期鬱を感じたら、朝の散歩をしてみるといい。
このように、早起きをすると、やる気の源・セロトニンが分泌し、一日中頭が冴えまくる。これだけでも早起きをする価値はある。
Flannel Flowers in my garden / aussiegall
※『幸せ脳に育てよう』参照
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黒川さんの目覚まし時計は5時55分にセットされていて、休日でもいったんこの時間に起きているそうです。
「朝は脳の勝負時。5分でもいいから、6時より早く起きてください」とのこと♪
私たちは、何かいいことがあるから幸せを感じるわけではなく、セロトニンが、いつもきちんと分泌されていることで、幸せを感じるセンサーが、正しく働いてくれるんですね。
また、早起きによってセロトニンが分泌し、「しみじみと満ち足りた気持ち」と共にある経験は、知識になりやすいというメリットもあるそうです。
今まで「早起きがいいのはわかっているけど、なかなか…」と思っていた方も、モチベーションが上がったのではないでしょうか☆
アメリカの外科医でもあるドワイト博士は、このようにおっしゃっています。
「夜の12時以前の1時間の睡眠は、それを過ぎた後の2時間分以上に相当する。」
ぜひ、早寝早起きの習慣にチャレンジされてみてはいかがでしょうか..:*・:..: