2013年10月のブログ記事
自転車保険と個人賠償責任保険/子どもが自転車事故、母親に9500万円の賠償命令
親切な友人が「自転車保険に入ってる?」と先日メールをくれました。
こうして、心配してくれる人がいることはありがたいことです。
なんと、こんな高額の賠償請求があったそうです。
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< 事例 > 子供が自転車事故、母親に9500万円支払い命令
当時11歳の少年が帰宅途中、マウンテンバイクで坂を下っていて、知人と散歩していた女性に気づかず正面衝突。転倒して頭を強打した女性は意識が戻らず、今も寝たきりの状態が続いている。
この事故をめぐる損害賠償請求訴訟で、神戸地裁は、「監督義務を果たしていない」として、少年の母親に約9500万円の高額賠償を命じた。(神戸地裁平成25年7月4日)
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わが家では、息子(高1)の生命保険として、保険に詳しい方から、すごくいいからとすすめられて、今年5月からCOOP共済に加入しています。
その中にある「個人賠償責任保険」の特約も、その時に一緒に入ったので、この個人賠償責任保険で、自転車による事故は1億円までカバーされています。
コープの個人賠償責任保険(特約)は、月々わずか170円なんですが、同じ家に住む家族全員が対象となりますから、家族の誰かが自転車に乗っていて他人をケガさせたり、他人の物をこわしてしまって、賠償責任を負った場合に、補償してもらえます。
9,700万という高額の賠償命令の事例があるならば、個人賠償責任保険は、最低1億の補償をつけておいたほうがいいですね。
個人賠償責任保険は、自動車保険や火災保険の特約としてついていることが多いので、すでに加入されている場合もあるかもしれませんから、一度、契約内容をご確認しておかれるほうがよいと思います。
他社の個人賠償責任保険についても調べてみましたが、今は賠償額が【無制限】というものも増えてきているんですね。
賠償額が1億を超えるケースも想定してのことなのかもしれません。
日本も少しずつ訴訟社会になってきているので、仮に自転車で事故を起こして、1億以上の賠償額が発生した場合はどうなるんだろう…と素朴な疑問を感じて保険会社の方にお尋ねしてみたんです。
その場合は2社に入っていれば、不足分はもう1社で補うことが可能だそうですから、ご心配な場合は、もう1社別のところで保険に加入しておくことも一つの方法ですね。
「個人賠償責任保険」か、もしくは「自転車保険」で検索されて、ご家庭にあった保険に加入しておかれると安心だと思います。.:*・°
いのちの食べかた/肉を食べないほうがよい本当の理由は?
ヒーリングを何年も学んでいる先生から、食を正すことの大切さを、繰り返し教えていただいています。
人間は食べ物を通して、生きるための「精気」をいただいています。
肉を食べることによって、そこに宿っている動物たちの悲しみの念も一緒に背負い、私たちの霊性を傷つけてしまうそうです。
いにしえの聖人君子は、肉食の害を知っていたので、精進食を実践されていました。
例えば牛などは、動物の中でも人に近い魂を持っているので、それだけ、私たちが背負う因縁が大きくなってしまうのだそうです。
一旦背負った因縁を解消することは、とても大変なこと。
ですから一番大切なことは、日々の中で不要な因縁を背負わないよう心がけることに尽きます。
また、食肉を育てるためには大量の飼料や資源が必要です。
1キロの牛肉をつくるには、エサとしてその10倍前後の穀物が必要になります。
人が肉食を半減すれば、飢餓で苦しむ8億人が飢えずにすむのだそうです。
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以前、「いのちの食べかた」というDVDを見た時には衝撃を受けました。
私たちの食卓にならぶ食材の数々が、どのように製造されているのかが撮影されているドキュメンタリーです。
日本人が1年間に食べるお肉は約300万トン。
今もなお、あの悲しい場面が繰り返されているかと思うと切ないです。
父がまだ幼い頃のエピソードですが、庭で飼っていた鶏を、家族のものが、食べるために絞めたのだそうです。
その一部始終を見た父は、それ以来鶏肉を食べられなくなりました。
わが家が肉を食べなくなってから、もう4~5年になると思います。
家庭料理に全く肉が登場しないので、先日食べ盛りの息子(高1)に「肉、食べてみたい?」と聞くと、「まったく!」と速攻で答えが返ってきました。
もう肉のない生活が当たり前すぎて、わが家では何の不便も感じません。
外食などのおつきあいの時には、場の雰囲気を壊さないために、肉を食べることもあると思います。
けれども、せめて家庭料理では肉を使わない、買わないという小さな積み重ねを実践できれば、それは世の中を変え、わたくしたちの運気も好転する、大きな一歩につながるのではないかと思います。