2013年10月のブログ記事
ミッドライフ・クライシス/中年期は危機の時代
以前の日記でミッドライフ・クライシスについて触れたことがあります。
⇒『女はみんな「うつ」になる』/香山リカ
ミッドライフ・クライシスについて、北西憲二さんがわかりやすく説明してくださっているので、ご紹介しますね.。.:*・°
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中年期は人生の折り返し地点で、変化に富んだ時期でもあり、喪失する時期でもあります。
若さを失い、若いころからの夢も失い、家族のメンバーは自立し、さらに身近な人の死などを経験します。
このような変化と喪失の経験は、私たちに不安や「うつ」を引き起こします。
そのために、中年期は危機の時代と言われるのです。
不安定で危険な状態ですが、今までの既存の価値が変動し、それが行きづまり、新しい生き方をつかむ機会でもあります。
40歳から45歳までが中年への過渡期にあたり、60歳までが中年期となります。
中年への過渡期とはつまり転換期なのです。
中年期以降は、これからの人生が深みを増し、その人固有の生き方が可能になる時期です。
そして60歳から65歳までの老年への過渡期を経て、豊かな老い(サクセスフル・エイジング)へとつながっていくのです。
※『中年期うつと森田療法』参照
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ヒーリングを受けて下さる方も、この年代の方が圧倒的に多くいらっしゃいます。
中年期とは、そういう時期なんだと知っていることが救いになりますね。
大変な思いをしているのは自分だけではないと知ることで、心強い気持ちになります。
私自身もちょうどその年代にさしかかり、子どもは今、高校1年生ですから、順調にいけば、あと2年ほどで大学生になり教育費の山場を迎えます。
息子が3歳の時からシングルマザーで、ずっとお父さん役を担っていますが、目の前にそびえる山を見あげて、ふ~っとため息をもらす日がありました。
けれども、私が心理的な重さから解放された出来事があるんです。
大正12年生まれの、作家の佐藤愛子さんのエッセイを読んでいるときに、佐藤さんが、旦那さんの多額の借金を背負って、死にもの狂いで仕事をしていた時期を「今になれば懐かしく、幸せな時期だった」と振り返る文章を目にした時なんです。
無我夢中で、人生の嵐の時期をかけ抜けた佐藤さんが、すべての借金を返し終わって、それまでの道のりを、幸せな時とおっしゃったことに胸を突かれました。
佐藤愛子さんと私の人生では、大変さの度合いなど比べようもありませんが、「そうか… 私は今、人生で最も充実した幸せな時を過ごしているんだなぁ」と、意識が切り替わったんです。
ですから、私は年配者の方の文章を読むのが大好きです。
自分がその渦中にいるときにはわからない心境を、先取りしてしまえるのはとてもありがたいことだなと思います。
小さな子どもさんを育てているお母さんが、時々キーッとなって強く子どもさんをしかっている姿を目にすることがあります。
私も、息子が幼いころを振りかえると、離婚前のゴタゴタがあって、息子はやんちゃで片時も目を離せず、イタズラしている時が一番目がキラキラしているような子でしたから、「早く大きくな~れ!」とずっと心の中で願っていました^^
でも今振り返れば、あの子どもに手がかかる時期は、確かにいっぱいいっぱいだったけれど、なんとも言えない充実感も感じていた、かけがえのない時間だったなと思います。
もう身体も大きくなって、ごつごつした筋骨質の息子を見ていると、頼もしくなったなぁと感慨深く思いますが、時々、あのちっちゃくてゴムまりみたいに跳ねまわっていた息子を、もう一度抱きしめたい…という思いに駆られることもあります。
きっとそれと同じように、お父さん役の自分のことも、先々になったら、「あの頃は、よくガンバっていたなぁ」と、愛おしい気持ちで振り返るのかもしれませんね.。.:*・°
スーパーフードのアボガドとサーモン/エリカアンギャル
以前、エリカアンギャルさんの「世界一の美女になるダイエット」を読んでから、アボガドとサーモンが食卓に登場する回数が増えました。
サラダに、ほんの少しサーモンを加えるとおいしさが倍増しますね。
(※先日の日記で、肉を食べないほうがよいと書きましたが、私の師は、魚類を食べることはかまわないとおっしゃっているんです。それは、魚は分霊[魂が細かく分かれている]の大きさが小さく、背負う因縁の重さが、牛や豚、鶏に比べるとはるかに小さくなるからだそうです。)
私は、本を読んで面白いなぁ…と思ったところはコピーして、書籍はリサイクルに出してしまうんです。
ですから、手元に様々な本のエッセンスがつまった資料が増えてきました。
今日はその中から、エリカアンギャルさんがご紹介されているスーパーフードについてご紹介しますね.。.:*・°
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【 アボガドは食べる美容液よ 】
アボガドは、美しくなりたかったらはずすことのできないスーパーフードなのです。
その油分はオメガ9という良質なオイル。
肌をふっくらと柔らかくする効果などがあり、どんどんとったほうがいいのです。
またビタミンEが豊富なので、末端まで血行がよくなります。
フルーツのアボガドは酵素をたっぷり含んでいるので、身体の働きを補ってくれます。
食物繊維も豊富なので、腸内美化にも効果的。
食べる美容液ともいうべきアボガドですが、一回に半分ほどで十分効果があります。
【 サーモンはアンチエイジングのスーパーフード 】
サーモン(鮭)は美容と健康に効果絶大なのを知っていましたか?
アメリカでサーモンは「アンチエイジングに効くスーパーフード20」に選ばれています。
サーモンに入っているアスタキサンチンという抗酸化物質には、抗シワなど肌のアンチエイジング効果があります。
また免疫力の向上、動脈硬化の予防、抗ガン作用といった効果も。
また、たるんでゆるんだ顔や身体は老けた印象をうけます。
重要なのは見た目ですから、そのゆるみに対抗できるのもサーモンなのです。
サーモンには、神経伝達物質の原料になり、筋肉を引き締める効果のある「DMAE]という物質が入っています。
加齢とともにゆるんでくる筋肉を、身体の内側から支えることができるのです。
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健康も美容も、日々の小さな積み重ねですものね。
余談ですが、私は幼いころ健康優良児で、身長もあって体格に恵まれていました。
小学4年生の頃から、先生に陸上部と水泳部に入ることをすすめられ、スポーツ少年団ではソフトボールもしていたので、年中ハードに運動をしていました。
ところが中学生になって、それまでの反動から吹奏楽部に入り、運動をしなくなりました。
その頃から色々と思春期のストレスも重なり、食事内容が大幅に乱れるようになったんです。
すると、超がつくほどの健康体にもかかわらず、まるで坂道を転げ落ちるように、一気に体調がおかしくなりました。
その頃はまだ、そんな状態を立て直す知恵もなく、中学、高校と、心身共にとても辛い時期を過ごしました。
人間は底まで落ちると、何とかはい上がろうと自然と動き出すもので、絶不調な体調をなんとかしようと一念発起。あらゆる本をむさぼるように読むようになり、体調が悪くなった理由が氷解しました。
困ったことが起きた時に、ぐっと集中して調べるクセがついたのはその頃だと思います。
そして、調べることの確かな手応えや面白さを知ったのもその時なんです。
ブログにお越しくださる方が、「ああ、知ることができてよかった!」と思えるような、様々な方の“叡智というお土産“を、なにか一つでも持って帰っていただけるような場に、このブログがなればいいなと願っています(*^-^*)