2014年4月のブログ記事
すてきな恋をするための方法/『シンデレラ・ブレイン』黒川伊保子著
恋愛のご相談もとてもよくいただくので、今日はすてきな恋をするための方法を『シンデレラ・ブレイン』(黒川伊保子著)からご紹介しますね.。.:*・°
著者の黒川伊保子さんは、人口知能の専門家として、人の潜在意識についての研究をされています。独自の脳の研究から生まれた男女脳のちがいを紐解く著書で人気を博し、テレビやラジオにも多数出演されています。
結論から先に言うと、この本に書かれている趣旨は【恋愛は直感でしなさい】というもの。
脳科学の見地からすると、私たちの脳に仕掛けられているフェロモンセンサーをきちんと働かせるためにも、直感力”を取り戻すことがいかに大切かということが説かれています.。.:*・°
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動物の雌雄が、異性を誘うフェロモンと呼ばれる「匂い」物質を発散しているのはよく知られている。
実はごく最近の研究で、この匂いが、遺伝子の型によって違うことがわかったのである。
もちろんあなたも、体臭で「私の遺伝子型はこれです」と宣言しながら生きている。
この匂いを、若い女性は、なんと、数十メートル離れた、見えない異性のフェロモンに、無意識のうちに嗅覚が反応しているそうである。
一生のうちに、いかに多くの遺伝子の組み合わせを残すか。
これは生命の基本的な使命である。
すなわち、飢餓に強い遺伝子セット、寒さに強い遺伝子セットetc…
様々な遺伝子セットを残しておけば、生存可能性は当然上がる。
だから遺伝子の型が合致していない相手ほど、好感度が高い。
私たちの発情のしくみは「できるだけ多種の遺伝子の組み合わせを残す」という生命の使命にのっとって、非常に科学的にできあがったシステムなのだ。
私たちは「あの人が優しかったから」惚れたと思っているけれど、実は発散しているフェロモンの遺伝子型が異なっていただけという可能性が高い。
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ロマンスがないと言われそうですが…(笑)人を好きになる仕組みがよくわかりますね。
フェロモン感知を意識する能力は圧倒的に女性のほうが高く、それは右脳と左脳をつなぐ脳梁という情報線が男性より20%ほど太いため。
なので恋愛は、フェロモン感知力によって、女性が遺伝子の型が違っている男性に【直感的】に反応して好感を持ち、それに男性が引きずられる形で恋愛が始まるケースが多いのだそうです。
ですから、自然界において「もてない雌はありえない」というのが動物界の公式なのだとか☆
‥‥ ☆ 引 用 ‥‥‥
動物的に惹かれる相手が、もっとも幸せにしてくれる相手である。
他人にうらやましいと思われたいとか、誰かを見返したいという思いを上手に眠らせば、ほんとうの「いい男」が必ずみつかる。
あなたが「この人はいい男!」と感じた男なら、きっぱりと彼を愛せばいい。
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恋する力は、フェロモンを感知する力(ほとんどの女性が、驚くほどの高性能センサーを保持している)と、それを自覚する【直感力】が重なって発揮されるものなので、何よりも直感力をさびつかせないことがポイント☆
そうなると、【直感力】をきちんと発揮する方法を知りたいところですよね。
‥‥ ☆ 引 用 ‥‥‥
毎日少なくとも2時間、毎週少なくとも1日の、仕事や恋の「戦略」から解放される時間を作ってほしいところ。茶道や華道をたしなむのもいいかもしれない。ヨガ、瞑想、ダンスや音楽。無心になれる魚釣り、山歩きや温泉めぐりも効果的です。
戦略にはまればはまるほど、直感が働かないのである。だから武士は座禅や瞑想をしたし、きびしい作法に無心に身を委ねて、心を静める茶道や剣道など「道」と呼ばれるものを愛したのである。直感がにぶると人生あぶないからね
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まず出会いの段階でつまづいてしまう場合、条件から入ってしまったり、頭で恋愛することを一度やめてみることで、新たな展開が起こるかもしれませんね。
スペースの関係で、ごく一部のエッセンスのみご紹介させていただきました。
直感力を働かせる方法の詳細は、ぜひ黒川伊保子さんの本を読んでみられてくださいね.。.:*・°