醜い悪や偽りはなぜ存在するのか
ヘレン・ケラーの言葉が心に響いたのでご紹介しますね.。.:*・°
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たとえ疑いをいっぱい持っていても落胆する必要はありません。
健やかな質問は、その人の信念を力強いものにします。
はっきり言って、疑いの心から出発しなければ深く根ざした信念は得られません。
軽々しくよく考えもしないで信じる人は、たいした信念を持っていません。
何ものにも揺るがない信念を持っている人は、血と汗を流した結果それを勝ち得たのです。
棘(とげ)だらけの藪(やぶ)を通り抜けて、広々とした世界へ到達し、疑いの世界から真実の世界へ達したのです。
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以前の私は、あまり疑うということを知らず、物ごとを深く考えずに判断していて、何度か手痛い経験をするうちに、進退を決める時にとても慎重になりました。
子どもが3歳になる前に離婚をして、今もなお大黒柱であることに変わりなく、配偶者とリスクを分担することができませんから、子どもを授かってからはとくにその傾向が強くなりました。
これは後天的に、学習を通じて身につけてきた習慣で、立場上しょうがないのかな・・・と思う部分もありますが、例えば食べ物の安全性にしても、世の中に出回っているものが、疑わざるを得ない状況に変わってきているという残念な現実もありますね。
世の中の醜い部分を知れば知るほど、気持ちは沈みがちになりますが、そんな時に、私はヒーリングを学んでいる師のこの言葉に大きく救われました。
【より美しく善で真なるものは、より醜い悪と偽りの中から生まれるものです】
師は「災いと救いは同時にやってくる」ということも、よくおっしゃっています。
冒頭のヘレン・ケラーの言葉も、混沌としたこの世の中で、疑いから入ることを肯定しながら、その中から真理をつかみ取ることの大切さを伝えているのでしょう。
私たちがこの世に生まれてきた目的は、魂を磨き、霊性を向上していくことに尽きますから、様々な経験を通じて、キラリと光る真実を、一つずつつかみ取ることができればと思います.。.:*・°