2015年3月のブログ記事
受験生の子どもさんをお持ちの方へ/スティーブ・ジョブズは子どもに対してローテクの親だった
受験期に入ると、合格を願うご家族からヒーリングのご依頼をいただきます。
その際に、子どもさんともよく話し合われて、受験期に入る前から、少しずつスマートフォン(パソコン、携帯等も含みます)などの利用時間を、ある程度制限されることをお勧めしますね.。.:*・
私がヒーリングを学んでいる師は、霊格の高い神々と直接やりとりをされるすばらしい方です。
私が過労から体調を崩したことがきっかけで、2006年に師に巡り逢うことができました。
その後病気は完治し、絶大な信頼感を持って師のヒーリング方法を学び始めました。
子育てにおいて、師が繰り返し教えてくださったことの中で私がずっと守ってきたことがあります。
それは「子どもに携帯やスマートフォンなどを持たせないように」ということでした。
これは師がもう何年も前から警鐘を鳴らしていたことです。
先日、あるメルマガを読んでいて驚くべきデータを知りました。
情報セキュリティー会社「デジタルアーツ」で今年1月、スマホや携帯の利用状況について、全国の10歳から18歳の男女と、9歳までの子どもがいる親のおよそ1,200人に調査を行ったそうです。
その結果、1日の平均使用時間は・・・
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小中学生は2時間未満
男子高校生は4.1時間
女子高校生は平均時間が7時間(9.7%は15時間以上利用)
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女子高校生の平均利用時間が7時間。しかも15時間以上利用するお子さんが9.7%とは恐ろしい結果です。精神的にも成長する多感な時期に、これほど長時間の利用が本当に必要なのでしょうか・・・
わが家では、恩師からずっと利用を制限するようにと言われていたので、何かあったときのための【連絡手段】として、息子が小学生の時から携帯だけは持たせていますが、インターネットにはつなげておらず、電話とショートメール(SMS)のみができる、最低限の機能しかついていません。
それは、息子が高校生になった今も変わりません。
息子がネット上で何か調べ物が必要な時には、私のパソコンを使っています。
息子が自分専用のパソコンやスマートフォンを持つのは、大学生になってからのお楽しみということにしています。
スマートフォンやパソコンの時間を制限するとなると、お子さんとの攻防戦はあると思いますが、iPhone開発者の故・スティーブ・ジョブズ氏も、ご自宅で子どもさんがスマートフォンを使う時間を厳しく制限されていたことをご存知でしょうか。
スティーブ・ジョブズ氏を含む、著名な方々のインタビュー記事の一部をご紹介します.。.:*・°
記事全文はこちら
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【スティーブ・ジョブズは子どもに対してはローテクの親だった】
2010年の末にジョブズ氏が言ったことほど、私を驚かせたことはない。
「お宅のお子さんたちは、iPadをさぞ気に入っているのでしょうね」
ちょうど、アップルの最初のタブレットが店頭に出回りはじめたころだ。
すると彼は「うちの子どもたちは、まだ使ったことがないんだよ。家では、子どもたちがテクノロジーを使う時間を制限しているからね」と言ったのだ。
これを聞いて私は唖然とし、驚きのあまり、おそらく一瞬沈黙してしまったと思う。
そしてその後、私はジョブズと同様のことを言う、テクノロジー会社の最高経営責任者やベンチャー投資家たちに何人も出会った。
彼らは子どもたちがスクリーンに向かう時間を厳しく制限し、学校がある平日はすべてのデバイスの使用を禁じていた。週末にだけ、わずかの時間を与えるというケースも多く見られた。
テクノロジーのCEOたちは、一般的な人たちが知らないことを分かっているようだ。
『ワイヤード』誌の元編集長で、現在、無線操縦飛行機メーカー「3Dロボティックス」の最高経営責任者であるクリス・アンダーソンは、自宅にあるすべてのデバイスに対し制限時間を設け、親が管理するようにしている。
彼は6歳から17歳までの5人の子どもたちについてこう語った。
「子どもたちは、私と妻のことを、ファシストで、テクノロジーについて過剰な心配をしていると非難する。そして、同じような規則がある友だちなんてひとりもいないと言う。でもこうするのは、私たちがテクノロジーの危険をこの目で見てきたし、私自身が経験しているからです。子どもたちには、そういうことが起こってほしくはないですからね」
彼が「危険」とすることのなかには、有害なコンテンツにさられることや、おそらく何より最悪なのは、子どもたちもこうしたデバイスの中毒になってしまうといったことが挙げられる。
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余談ですが、息子が中学生の時に校内で読書時間の調査があり、結果を聞いて驚いたのですが、息子の読書時間がクラスで1番だったのです。
わが家はテレビもありませんし、息子はスマートフォンも持っていませんから、必然的に、家の中に大量に置いてある本を手に取ることになるわけですが・・・(笑)
ですから、今も息子は大の本好きです。
高校で受けた模試の国語(駿台予備校の東大レベル模試)が、17000人中100番以内に入っていて、他の教科はさておき、国語だけは成績が飛び抜けているのです。
このことは師の言葉に従った、何よりもの恩恵だったと感じています。
パソコンやスマートフォン、周辺機器のことは、大学生になってから一気に習得してもらう予定で、その点の遅れはあまり心配はしていません。
受験を間近に控えるお子さんがいらっしゃるご家庭では、志望校合格の夢を実現されるためにも、期間限定で脱スマホをお勧めしますね.。.:*・