2015年5月のブログ記事
コープ自然派/『食品業界は今日も、やりたい放題』小薮浩二郎 著
今月から、わが家はコープ自然派に切り替えました。
私の周りの人は、安全な食材を徹底している人が多く、近所に住む友人は【コープ自然派】で食材を取り寄せていて、スーパーなどにはもう何年も行っていないと言います。
ただ、わが家はみなとても健康ですし、そこまで神経質にならなくてもいいかなと思っていました。
ですから、これまでは毎週コープで食材を取り寄せ、また足らないものはスーパーも併用していました。
今回、コープ自然派にシフトする決定打となったのは、食品添加物について書かれた小籔浩二郎さんのご著書を読んだことがきっかけです。
著者の小籔浩二郎さんは、40年にわたって食品業界に身を置いてこられた方で、14年間は添加物開発の最前線で研究に従事し、添加物のあり方に疑問を抱かれた方です。
※私自身はコープも好きで、これまでもお世話になってきましたから、決してコープを否定している訳ではありませんから、その点ご了承ください。
コープ自然派はさらに安全基準が高くなっていて、「ポスティ」というメインのカタログがあるのですが、様々な調味料や加工品には、添加物が入っていないことがうれしい驚きでした。
(注:コープ自然派は利用できる地域が四国、兵庫、大阪、奈良、京都、和歌山と限られています)
わが家は田舎なので、ご近所の方がたくさん野菜を作っていて、色々なところからしょっちゅう野菜をいただきます。
肉類は食べませんし、知人がお米を作っているので、お米は1年分をまとめ買いしています。
最近は小麦粉の摂取も減らしているので、市販のパンやお菓子、麺類は購入しなくなりました。
息子(高3)の要望で、たまに家でホームベーカリーをするぐらいです。
ですから、コープ自然派で買う物は調味料や卵、大豆製品etc・・・など絞られてくるので、食べ盛りの子どもがいても、それほどコストはかかりません。
息子がジャンクフードを外で買わない限りは、食の安全はある程度守られることになります。
小籔さんの本を読まれると、なかには暗たんたる気持ちになる方もいらっしゃるかもしれませんが、日々を健やかに過ごすために、また子どもさんがいるご家庭では、子々孫々まで健康に命を繋いでいくためにも、親が食の大切さ学んで、その知識を日々の会話の中に自然に織り込みながら、根気強く伝えてゆくしかないのかなと思います。
一歩外に出れば、食べ盛りの子どもさんにとって、食の誘惑にあふれていますから・・・
私は、本の内容があまりに盛りだくさんだったので、息子に直接この本を手渡して読んでもらいました。
「食に関心をもち、健康を気づかうようになれば、自然と地球の健康状態も気づかうようになる」と師がおっしゃっていました。
すべてのことは繋がっていてフラクタルになっているので、例えば私たちの細胞一つひとつの状態は、私たちの体全体の状態をあらわしています。
食はすべての基本ですから、食を正せば、体調が好転するだけではなく、心も本来の方向に正され、ひいてはこの惑星が抱える問題について考えるようになるのは、ごく自然な流れなのでしょうね。
『食品業界は今日も、やりたい放題』の中で、著者の小籔さんがこう書かれています。
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【添加物の少ない世の中にするために】
みんなが「疑わしい食品はなるべく避ける」という行動を続けることで、世の中も少しずつ変わっていくはずです。
消費者の意識と行動は重要です。
ファミレス、ファーストフードなど、外食で出される料理には、原材料も添加物も何の表示もありません。こうしたことに不安を感じてください。
スーパーやコンビニで「安全な食品しか買わない」と意思表示しましょう。
添加物表示の多い食品はなるべく敬遠するようにしましょう。
多くの人がそうした強い姿勢を続ければ、小売業、流通業者も黙ってはいられなくなります。
売れない製品は作らないからです。
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現在、コープ自然派の利用者数は10万人を超えるそうです。
コープ自然派以外にも、添加物などを使わないで安全な食べ物を扱っているところはたくさんあると思います。
若干値がはったとしても、多くのご家庭が 平均して年間8万円近くお菓子の購入にあてているそうですから、その金額を安全な調味料や野菜に少しでも回せば、長い目で見れば医療費の出費を削減できて、ご家族の健康も手に入れられるので、よいことづくめですね.。.:*・°