2015年8月のブログ記事
無用な殺生をしないほうがよい本当の理由
天候に左右されずに、毎日ふとんを干したいなと思って布団乾燥機を購入して以来、ベランダで布団を干すことがなくなりました。
先日、久しぶりに二階のベランダに出てみると、大きなアシナガバチの巣ができています。
松かさのように茶色いので、何でだろう?と思って窓越しに観察すると、巣の上に働き蜂が押し合いへし合いしながら待機しています・・・。巣の上の働き蜂は50匹はくだらないでしょう。幼虫も入れれば大所帯です。
ヒーリングを学んでいる師からは、常々無用な殺生をしないようにと言われています。
ただ刺されれば、命に関わるアナフィラキシーショックもあり得ますから、やはり駆除したほうがよいのだろうか・・・と数日悩みましたが、あれだけ多くのハチの命を奪ってしまうのは、想像するだけでも胸が痛みます。
そこで、ハチの習性を調べてみると、アシナガバチは女王蜂以外は冬を越せないんですね。
天寿を全うするまであと数ヶ月のことですから、そのままそっとしておこうと決めました。
わが家は、隣家とはある程度距離も離れているので、巣を放置しても、近所の方にご迷惑をかけることはありません。家人だけが気をつければよいと言えます。
またアシナガバチは思った以上におとなしく、ガラス窓のすぐそばに巣があるのですが、網戸ごしに窓をあけてみても、飛びまわることもなく、巣の上でじっとしています。
最後に女王蜂がこの巣を出ていってくれれば、来年、同じ場所に戻ってきて巣を作らないように、来年はハッカ水をベランダにたっぷりまいて対策をしてみようと思います。
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わが家は窓を開ければ目の前は山ですから、ちょっと油断すれば、部屋の中に色々な虫が入ってくるので、各部屋に虫取り網が常備してあります(笑)
虫の動きは早いので、虫に網をかぶせても隙間から逃げて、つかまえられないことも多かったのですが、今は殺虫成分の入っていない瞬間冷却スプレーを、距離を離して軽く吹きかけると、寒さで動きが鈍くなるので、上手に生け捕りにして外に逃がすことができるようになりました♪
虫はとても苦手なんですが、田舎に住む限り、虫との共生は宿命でもありますね・・・
なぜ、私たちは無用な殺生をしてはいけないのか、私は師のお話を聞いてよく理解できました。
私たちは何度も転生を繰り返しますが、私自身は一度人間に生まれたならば、その後もずっと人として生まれ変わるのだと思っていました。
ところが、霊界からの情報では、今世の行いによっては、私たちは再度、牛や豚などの動物や、鳥や魚、昆虫などに生まれ変わることがあるそうです。
ですから、肉類を食べてはいけないと言われるのは、霊的な視点ではいくつもの理由がありますが、一つは自分のご先祖さまの可能性もあり得るからですね。
私たち人間に魂が宿っているように、他の生き物にも魂が宿っています。
魂は姿形の異なる肉体に宿って、それぞれに修行をしています。
人を殺すのも、動物を殺すのも、霊的に見れば同じことなのだそうです。
また動物が殺される時は、少なからず恨みを持って死んでゆきますから、その念は肉に残ってしまうそうです。ですから、肉を食べることでその因縁を背負ってしまうという問題もあります。
『いのちの食べ方』という映画の中で、様々な生き物が食材になってゆくシーンが次々と映し出されます。
これを見れば、肉を食べることについて改めて考え直す方も多いのではないかと思います。
子どもさんがいらっしゃるご家庭は、ご家族で見られることをおすすめします。
以前のブログ記事もご参考になれば幸いです。
⇒【いのちの食べかた/肉を食べないほうがよい本当の理由は?】
また先日、『南極料理人』という映画を見ました。
南極観測隊に料理人として参加した、西村淳さんのエッセイを映画化した内容です。
映画の中で「人間が1年間に消費する食糧は一人1トン」というナレーションが流れていて驚きました。
1年で一人が1トンもの量を消費するとは・・・。
それは同時に、途方もなく多くの殺生が行われているということでもありますね。
肉を食べると、私たちの”気“も汚れてしまいます。
また、もう一つ心配な点は、家畜の飼料は多くが「遺伝子組み換え」のGMO作物が使われています。GMO作物で推測されている危険な成分が家畜で濃縮され、食卓に届く危険性を指摘する学者も多くいるそうです。
今は大豆ミートなど代替の食材も豊富なので、少しずつ食材を別のものに置き換えながら、無用な殺生を減らすことができるといいですね;.。*.・゚゜
(スピリチュアルライフ研究所は宗教とは関係なく、勧誘等も一切ありませんからご安心ください)