2020年3月のブログ記事
農に帰る時がきた/「令和」が示す次の時代とは
今、地球が大きな節目を迎えていて、私たちの霊的な目覚め(アセンション)のために、様々な問題が表に出てきています。
私も含めて、多くの方が「本当に大切なことは何か」と、内観せざるを得ない状況ではないかと思います。
ヒーリングの師は、私がはじめてご指導をいただいた当初から一貫して「誰もが食べることに困らない社会を作らなければいけない」と農業の大切さを説かれていて、農業もご指導されています。
師は、霊格の高い神々と直接交信をされる方で、師が常日頃から話されていることは、混迷の世を生き抜くための【原点】だと感じます。
今日は師の言葉をご紹介しますね.:。*.*・°
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食べものがちゃんといきわたれば、戦争もおこさなくてよい。
そのためには、農業立国がいちばん大切です。
子や孫、ひ孫、やしゃ孫まで食べていけるようにすることが、大きな功徳になります。
その土地に住む人々の暮らしを豊かにするのが土地神や氏神の役割です。
昨今では、自然神や精霊との共同作業である農作業をする人も減り、神々や先祖の恵みを意識したり、感謝したりする人が少なくなってきました。
こうして、土地と人との霊的なつながりが弱くなると共に、土地神の力はだんだん小さくなり、やる気をなくしてゆきます。
神さまへの供物には、気を込めなければいけないのです。
最もよいのは、その地を耕すことです。
田んぼ一枚でも、畝(うね)一つでもよい。
作物を神への感謝として捧げると、そこに宿る精霊は、食物を通じて人の身体にはいって、その人の健康と長寿をつくってくれる。
精一杯気持ちをこめれば、それだけ神様にも通じる。
そして、それだけおかげをくれるものです。
神と人と霊が循環し、よい地域、よい国を作っていくことにつながるのです。
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お金の価値は変わるものです。
最もよいのは、「モノを生み出す立場」になることです。
農業や手に職をつけるという「価値を生み出す」側となることです。
本当の富とは「モノを生みだし、与える存在になる」ことです。
そのためのモノを生み出す土地、技術、人縁がお金よりも大事な真の財産です。
どんなに小さな規模でも、自らモノを生み出す職人や農業(美保注釈:自給自足も含みます)などは、決して価値が変わらない仕事です。
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「神さまへの供物とは、その地を耕すこと」という師の言葉に、私はぐっときて、2019年から本格的に家庭菜園に取り組み始めました。
■ 小さな庭から打ち出の小槌のように野菜を収穫
それまでも、細々と家庭菜園をしていましたが、師からぼかし肥料(米ぬかや油かすなどを発酵させた肥料)の作り方を教えてもらったので、肥料代がほとんどかからなくなったのは、うれしい驚きでした☆
米のとぎ汁に少量のEM(有用微生物群)と砂糖を加えると、EM活性液がいくらでも増えていくので、気兼ねなく水やりに使って、土の中の有用菌を活性化しています。
雨水はタンクに貯めているので、水やりは100%雨水でまかなっています。
落ち葉、雑草、野菜くずなども堆肥にしてしまうので、実質のコストは米ぬかと油かす代(年間合計3000円ほど)と、種代の実費くらいしかかからなくなりました。
経験を積むために、野菜の種類も10種類以上に増やしました。
また庭木は今、順次果樹(主にみかん)へと切り替えているところです。
私は四国の田舎に住んでいますから、気候が温暖なので、大好きな“野菜の王様”ケールは、真冬でも毎日欠かすことなく収穫できます。
この小さな庭のスペースから、打ち出の小槌のように次から次へと食べ物が生み出される様は、まさに神々がわけ与えてくださった恵みだと肌で感じます.:。*.*・°
■ 金剛王菩薩さまのことば
以前、師との交信の中で、金剛王菩薩さまが降りてこられて、重要なことを教えてくださいました。
とても深い内容ですから、ぜひ読んでいただきたいです.:。*.*・°
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神は本来、人が十分に生活できるだけの食糧を配分し、与えているにも関わらず、それを神意のままに使うことができていません。
精霊の気が入らないものを食べれば、一見すると食を得て生活の力を保っているように見えますが、それは全く違うものなのです。
食糧という物質によって、人の生命が維持されているのではなく、それに宿っている精霊の力によって、人は生かされています。
精霊とはあらゆる生命の根源的な力ですから、精霊の力がみなぎったものを食べれば病はなくなり、乱れた心が生ずることもありません。
逆に精霊のよい気が通っていないものや、魔と変じたものを食べれば、人心、人体に好ましくない影響を生じます。
食を通じて、大地天空、自然の気を体内にめぐらせ、神々の大慈大悲を感じ、感謝の心、人として 人の道を前進する力をえるのです。
精進の意味をより深くさとり、正しき食のその奥にある神髄を理解してください。
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金剛王菩薩さまの言葉を通じて、食がこれほど奥深いものだと知ると、精霊の気にあふれた安心で安全な食べ物を、自らの手で作りたいと感じます.:。*.*・°
■ 農に帰る時がきた
さらに興味深いことを、師から教えていただきました。
新元号の「令和」が示す次の時代とは、「精霊あふれる田園に帰ろう」という意味あいがあるのだそうです。
「令和」の出典は、万葉歌人である大伴旅人の、梅花歌三十二首序章の、漢字二文字から定められました。
この梅花歌の序文「初春令月、気淑風和」は、西暦138年頃につくられた、中国漢代の詩歌「帰田賦(きでんふ)」を本歌として、その一節を取り入れてつくられたものであることが定説になっています。
「帰田」とは「官職を辞して、郷里の田園に帰り、農業に従事すること」を意味しています。
詩歌「帰田賦」は、作者の張衡(ちょうこう)が、首都洛陽の腐敗した政治や競争社会、物にあふれた生活を見限り、田園に帰り、農事について、牧歌的な生活に戻ることを表明したものです。
これは今の時代にも通じるものがあります。
「帰田賦」の中の「令和」は、「気候がなごむ令月吉日、絶好の時だ」と強調されるくだりにあります。
師は、「令和」は汚れに満ちたこの世界を、道徳世界、農に回帰する平和な国へと切り替える「その時がきた」という神の願いがこめられた元号だと教えてくださいました.:。.*・°
「精霊あふれる田園に帰ろう」というメッセージは、いきなり住まいを田舎に移して、農業収入を得ましょう・・・という高いハードルを目指すわけではなく、自分たちが食べるものの何割からでも、まず自給をはじめなさいという神々のメッセージだと、私は捉えています。
ですから、それぞれの人のスイッチが入ったタイミングで、最もあった方法から無理なく取り組まれるのがよいのではないかと思います.:。*.*・°
例えば、インターネットでプランターや培養土、種を買って、ベランダ菜園からはじめてみる・・・などですね☆
私も家庭菜園を続けながら、金剛王菩薩さまのおっしゃった【正しい食事のその奥にある、神々の神髄】にぜひ触れてみたいと思います☆.:。.*・°