幸せホルモンを出して、脳を活性化しよう
“幸せホルモン”とも呼ばれる【セロトニン】を出して、頭をよくして、気持ちの切り替えを上手にするためには、ちょっとしたコツがあります。
歩いたり走ったり、呼吸法などによってセロトニン神経を活性化させることができますが、その効果を保持できるタイムリミットがあるそうです。
『歩けば脳が活性化する』(有田秀穂著)からご紹介しますね:.。*.・゚
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セロトニン神経を最も弱らせるのは、一日中パソコンの前に座っているデスクワーク主体の仕事です。
デスクにしがみついてほとんど外出しないような仕事の場合には、セロトニン神経の働きはどんどん落ちていきますので、一日の中でセロトニン神経を活性化するようなことをしたいものです。
朝、セロトニン神経を活性化しても、そのままじっとしていれば、セロトニンレベルはほぼ2時間で下がってしまいます。
そういう生活の人は、意識的にセロトニン神経を活性化する必要があります。
2時間に1回程度でいいのですから、できれば昼休みに1回、午後3時頃に1回と、昼間2回程度行いたいものです。
ちょっとした合間にセロトニン神経活性化をはかるには、集中してやれば5~10分程度でできるウォーキングや呼吸法が適当です。
昼休みに5~10分ひたすら歩く、午後3時には5分間呼吸法をしてみるといった方法を取り入れてみてください。
途中でそうしたリズム運動や呼吸法をして、セロトニンレベルを下げないようにすれば、それだけで午後の仕事の能率も違ってくるはずです。
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朝日を浴びて歩くことでセロトニン神経を活性化させても、室内でずっと座り続けていると、その効果は2時間で下がってしまうんですね!
セロトニンは、電気のようにたくさん作ってためておくことができませんから、一日の中でも、こまめにセロトニン神経を活性化させる習慣を取り入れたいものです。
セロトニン神経が弱くなると、朝の目覚めが悪くなかなか起きられない、カッとしやすくなる、うつっぽいなどの兆候が出やすくなります。
そして、だんだんとストレスを受け流すことができなくなり、ほんのささいなことがいつまでも記憶に残ってしまい、気になって仕方がなくなります。
セロトニンレベルがあがると、爽快な気分になります。
また脳の前頭前野全体の働きがよくなることで、脳がよく働くようになり、意欲が出てきます。
つまり歩けば頭がよくなり、平常心や集中力が生まれ、仕事のパフォーマンスもあがりますから、よいことづくめですね:.。*.・゚
セロトニン神経も、筋肉を鍛えるのと同じように鍛えることができます。
著者の有田秀穂医師は「軽いうつ状態であれば、ご真言などを唱えながら、毎日20分ほど歩くことを3か月間続ければ、セロトニンレベルは、はじめる前とは雲泥の差になり、かなりおさまるはずだ」とおっしゃっています。
ただその習慣をやめてしまえば、高いレベルに変わったセロトニン神経もすっかり元に戻ってしまいます。
ですから、毎日続けることが一番の力になるんですね:.。*.・゚
毎日続けるには5分~30分程度が適当で、気分がすっきりしたと感じるところで切り上げるとよいそうです♪
セロトニンはうつとも直接的に関係がある脳内物質ですから、毎日のセロトニン活性法で、明るいお気持ちでお仕事や家事などがサクサクはかどるといいですね:.。*.・゚
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