健康のカギは酵素/医学博士ポッテンジャーの猫の実験
生の野菜や果物など、加熱していない食べ物から摂る【酵素】の大切さは、ご存知の方も多いと思います。
ヒーリングを通じて、ご健康に関する深刻なお悩みをお伺いする機会が多いので、今日は健康のカギを握る酵素について、参考になる内容をご紹介しますね。
1920年代にフランスで10年間にわたって行われた実験で、生食がいかに重要かがダイレクトに伝わってくる、有名な“ポッテンジャーの猫の実験”の話です。
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ポッテンジャーという医学博士の実験があります。
900匹の猫を使い、生食と加熱食の違いを観察したものです。
与える食事(肉、骨、ミルク)を生食で与えた群は、何世代経っても正常で元気でした。
しかし、すべて加熱食にしたグループに異変が生じています。
1世代目には、産んでも子猫の死亡率が増加、産子数の低下、子育ての放棄、非常に粗い毛並み・・・などが観察されています。
2世代目には、多くの猫が人間でいう生活習慣病と同様の病気を発症しています。
さらに、皮膚炎、心臓病、アレルギー、歯肉炎、関節・神経組織の炎症、その他、骨格奇形なども見られました。
生食だけで育ったグループは、従順でおとなしかったのに、加熱食で飼育された猫たちは、飼育係や他の猫たちに攻撃的で、凶暴になったと言います。
3世代目の孫猫たちはさらに悲惨でした。
生まれた子猫たちは未熟児か、身体になんらかの欠陥を持っていました。
子猫のうちから病気にかかるケースも増え、寿命も短くなりました。
それどころか「次世代を生み出す」生殖能力を喪失していたのです。
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病気の原因が、酵素不足の影響を受けることがひしひしと伝わってくる内容ですね。
またフィラデルフィア動物協会の病理学者が、20年間にわたって、飼育されている動物の 病気の発生状況を調べた内容も、とても興味深いものです。
博士によると、加熱調理したエサにビタミンやミネラルを加えても、動物たちに人間と同じような病気が多く発症していたそうです。
ビタミンやミネラルは 健康を保つのに大切な要素ですが、生の酵素を摂っていなければ、ビタミンやミネラルの効果は十分に発揮されないのです(!)
加熱食ばかりを食べて「サプリメントもとっているのに、どうも体調が優れない・・・」とお悩みの方は、フレッシュな野菜や果物を積極的にとることで、状況が好転されるかもしれません。
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酵素栄養学の第一人者でいらっしゃる鶴見隆史先生のご著書を読んでから、朝食を果物や野菜のジュースに置き換えるようになってから、もう数年がたちます。
健康診断の数値も30代の頃より良好なので、この習慣は今後も続けていこうと思っています。
鶴見隆史先生は、生食と加熱食の比率は5対5、もしくは6対4が理想的とおっしゃっています。
私は朝のみジュースで、昼と夕方は普通に食事を摂っているので、もう少し生食を増やしてもよさそうです。
人間の身体に本来備わっている「体内酵素」は一定量しかないため、食べ物から生きた酵素をたっぷり補給することが、元気に日々を過ごすための大切なポイントなんですね。.:*・°
『「酵素」の謎』鶴見隆史著
『若返ったゾ!ファスティング』(船瀬俊介著)参照
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