芸術(音楽・美術・映画ほか)のブログ記事
本物をかぎ分けるセンサー
私は学生時代に社交ダンスの同好会に入っていました。
高校を卒業して、憧れの地である京都での学生生活が始まりました。
講堂前で、輝くドレス姿でデモンストレーションをされている先輩方の姿を見て、人見知りの私が、思わず入部のサインをしてしまったのですから、それはそれは優雅で別世界のように美しく感じられました。
見た目の優雅さとは裏腹に、入ってみれば運動部なみのハードな練習が待ち受けていました。
なぜかと言えば、同好会が”関西学生競技ダンス連盟”に所属していたため、頻繁に試合が開催されていたからです。
私が試合に出ていたのは4年間のみで、その後は仕事も忙しくなり、ダンスとは全く関わりのない日々を過ごしてきました。
いつかダンスを再開したいという思いはあっても、ダンスにはパートナーが必要ですし、競技ダンスの試合に出るためには、プロの先生のレッスンと練習時間が必要ですから、夢のまた夢として胸の中にしまいこんでいました。
先日、息子(大1)から社交ダンスのラテン種目について質問されたことをきっかけに、情報収集も兼ねて、久しぶりにyou tubeでラテン種目のプロの試合ばかりを、過去から現在のものまで数時間見てみたのですが、女性の活躍ぶりに驚きました。
とくに目立つ2人の女性は、競技ダンスという枠を越えて、芸術の域になっていて隔世の感を感じました。驚いたのは、デモンストレーションでのセクシーな振り付けです。
you tubeで際立って目立つ2人の女性は、フロアの美しい華として主体的に個性を発揮し、鍛え抜かれた筋肉はバネのようです。
スピード感とキレのあるダンスに加えて、大胆なセクシーさも加わるので、どうしても女性ばかりに目がいってしまいます。
とくに目をひかれたお二人の女性は、どのような経歴をお持ちなのだろうと検索してみると、 私が一番ステキだなと見とれていた女性,ユリア・ザゴルイチェンコさんは、ブラックプールで開催される世界最高の社交ダンス競技会で、プロラテン部門の2106年優勝者でした。
もうお一人の女性ジョアンナ ルーニさんは、2015年のブラックプール プロラテン部門優勝者でした(ジョアンナ ルーニさんは2015年が最後の試合となり引退されたそうです)
社交ダンスから長年離れていても、美しいものは直感的に美しいと感じる。
本物は明らかなものなんだな・・・と感じました。
また、先日プロのカメラマンを多数養成されている講師のお話をお伺いした時にも、「写真の上手い下手の判断を、素人さんは一瞬で、驚くほどの正確さで見極める」とおっしゃっていた言葉も印象に残りました。
さて、私が学んでいるヒーリングの師も、今後こんな方は二度と出てこられないのではないか・・・と感じるほどすばらしい方です。
師は霊格の高い神々の言葉を降ろされていますが、人の意を介さないように、特殊な方法を使って神々の言葉を降ろされます。
人の言葉を介せば、たとえば怪しい霊媒師さんが「私は○○の神である」と言って、頭の中で創り上げた話をそれらしく伝えることも可能でしょう。
私は何度か、神々の言葉を降ろされる場を拝見しましたが、「この方法であれば、その場で神々の言葉を創り上げることはほぼ不可能なことだ・・・」と、誰もがわかる方法を採用されています。
また、その現場をたとえ見ていなくても、神々から降ろされた過去からの膨大な言葉の記録を読めば、私たちは神さまの分け御魂でもありますから、本物かニセ物かは、魂の深いレベルで、きっと誰にでもわかるのだろうと思います。
以前感性分析の第一人者でいらっしゃる黒川伊保子さんの『シンデレラ・ブレイン』という本を読んだ時に、人間には、驚くべきセンサーが備わっていることを知って驚嘆したことがあります。
一例をあげますと、若い女性は数十メートル離れた、見えない異性のフェロモンに、無意識のうちに嗅覚が反応していることが分かっているそうです。
しかも発散しているフェロモンの【遺伝子の型が異なっている異性】を、女性は好ましく思うのだとか。
それは【種が途絶えないための知恵】でもあり、できるだけ違った型の遺伝子の組み合わせのほうが、子孫が生き残る確率が上がるから。
黒川伊保子さんがこのようにおっしゃっています。
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20代の女性なら、おそらく本人も知らないうちに、同じビルで働いている男性全員の遺伝子チェックくらいはしているはずである。
潜在脳の感知能力については、ほとんどの女性が驚くほどの高性能センサーを保持している。
フェロモン・センスに限らず、潜在脳の感知能力は、本人の自覚をはるかに超えていて、個体差はあまりないことがわかっている。
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これを読んだ時に「ああ、確かにそうかもな・・・」と思ったのは、私も結婚相手を決めたのは、相手の方とお会いしたその日だったからです。
私の場合お見合いだったので、トントンと話が進み、半年後には式を挙げていました。
その後、色々なことがあって5年後に離婚となりましたが、やはり私には元夫が結婚相手として一番ふさわしい人だったと思いますし(霊的な学びの相手として)、自分には5年間が最適な結婚期間だったのだろうと思います。
また、卒業後はじめて正社員として勤務した金融機関の会社は、生意気な話ですが、勤め出して程なく「私の仕事じゃない・・・手に職みたいなもののほうがあってるのかも・・・」となんとなく感じていました。
それでも”石の上にも3年”と言われる期間はがんばりましたが、その後も何度か転職を繰り返し、「違う」「違う」「これも違う・・・」と、長い長い自分探しの旅を続けていました。
その頃はヒーリング自体が、世の中にほとんど知られていなかったので、探し求めても出あえるチャンスがありませんでした。
2002年に、初めてヒーリングのセミナーに参加した時の衝撃は忘れられません。
「私がずっと探し求めていたものはこれだ!」と鳥肌が立ち、センサーが高らかに反応していたことを思い出します。
私たちには確かに、自分にとっての本物をかぎ分けるセンサーが備わっているのかもしれません。
当時、転職を繰り返す自分にコンプレックスもありましたが、ヒーリングの仕事で独立(起業)したのは2006年2月のことで、お陰さまで丸10年以上仕事を続けることができて、今年は10周年記念となります♪
無我夢中の日々でしたが、10年の節目を無事に迎えられたことは、不器用な私にとって奇跡的なことだと思います。
神々やご先祖さまのご加霊と、目に見えない世界にもかかわらず、セッションをご依頼くださった1000名以上の方々とのご縁に他なりません。
心からの感謝と御礼を申し上げます:.。*.・゚
10周年を無事に迎えられたささやかな御礼の気持ちを込めて、プレゼントを企画させてもらいました。
2016年いっぱい、どなたでもご応募できますから、詳しくは下記をご覧くださいね:.。*.・゚
(※スピリチュアルライフ研究所は宗教とは関係がなく、勧誘等も一切行っておりません)